【理美容室経営】競争が激しい市場ではムダなことをやりまくろう!

競争が激しい理美容業界では「ムダ」なことをやりまくろう!

理美容室業界は完全にオーバーストア

このブログ「理美容業界の市場規模を見てみよう!」でも紹介した通り、理美容業界はオーバーストアの状態です。

少子高齢化でそもそも人口が減っているし、低価格店舗を選ぶ消費者も増えてきた。おまけに1人あたりのリピート来店の間隔は長〜くなって、年に2〜3回しか美容室に行かない人が増えている。

でも、お客さまが気軽にリピートできなくなったり、低価格店を選ぶようになった原因を考えたことはありますか?

店内で飛び交っていたら要注意!なNGワード

「効率化」「新メニュー」「新サービス」「新技術」「売上」「利益」

従業員との会話でこんな言葉がたくさん飛び交っていませんか?

実はコレ、危険なサインなんです。

なぜかというと、これらの言葉は「お客さまが求めていることではない」からです。

競争が激しくなったからと次々と新しいメニューや技術、機材を使ったりして付加価値を高める美容室が増えました。店販に力を入れてテイクアウト売上を増やそうと努力する店も増えました。

必然的に「美容室に行くと高くつく」というイメージが消費者の間には刷り込まれてしまったんです。そりゃそうですよね、ここ数年の不景気で家計が苦しくなっているのに美容室に1回1万円以上かかったら、ちょっと自粛するか安い店に行こうかななんて気分になりますよねお客さまは。

安易にメニューを増やしたり、客単価を上げようと努力すればするほど、リピートが減る。悲しいかな、これが現実です。もちろん、それでも忠実にリピートしてくれるお客さまはいらっしゃる訳ですが。

メニューを増やすなど、お店の「供給力」を高めても消化されない?消化されないのに「効率化」しても顧客満足度が下がる?

メニューを増やしたり物販をしたりとお店の「供給力を高める活動」や、サービスを簡素化して回転率を高めるなどの「効率を高める活動」は、オーバーストア(美容室が余っている)状態においては危険な行為です。

美容室が足りなかった時代には差別化要因として有効な手段でした。でも今は違います。

そもそも需要が少ないところに「供給を増やす活動」をしても、消化されないのです。

消化されないのに「効率を高める活動」をしても、顧客満足度が下がるだけなのです。

冒頭で、「効率化」「新メニュー」「新サービス」「新技術」「売上」「利益」などのキーワードが従業員の間で飛び交っていたら危険なサインだと、少々過激なことを言ってしまったのはこれが理由です。

供給力を高めたり、効率を高めたりするのは、固定リピート客で予約が取れないくらいお店が繁盛してからで十分です。まずは固定リピート客をたくさん獲得することだけに集中した方が良いと思っています。

「一見ムダに見えること」こそ、お店の強みになる!

それには、競合店舗から見たら一見「ムダ」に思えることをとことんやることです。はじめて来店されたお客さまが「そこまでやるかフツー?ぎょぇ〜!」とびっくりするほど、お客さまが喜ぶことをやりまくることです。

とことんやり続けていると、美容のプロでありながらも「サービスのプロ」になります。サービスのプロがいていつ行っても良い思いをして帰ることになる美容室なら、定期的に訪問したくなります。

お店が本当に提供すべき価値は、メニューでも技術でもなく「サービス」です。

オーバーストアの市場で勝つ戦い方は、新メニューでも新技術でも効率でもなく、それとは正反対に位置する「ムダなことをやりまくってお客さまに喜んでもらうサービス」だったのです。

弊社「センテージ」もこの方針で成功しています。

弊社センテージもこの方式で営業して成功しています。

美容ディーラー業はネット通販の出現で大きく変わりました。サロン専売品と言いながら、一般消費者がネットで気軽にサロン専売品を買える時代です。ネットで仕入れをする美容室も増えたのではないでしょうか。

でもセンテージではこれをやっていません。

一つは、安全の面が要因です。本来プロでも扱いが難しいような危険な薬剤をロクな説明も無しに一般消費者に販売するのは、社会を良くする行為だとは思えないから、ネットで薬剤を販売しません。

もう一つは、センテージの顧客である理容室・美容室さまが喜ぶわけがないからです。お店で物販しているものを仕入先の会社がネットでもっと安く売っていたら気分悪いですよね。お客さまである理容室・美容室に喜んでもらうことだけをとことんやろうとすると、ネット通販でシャンプーやら薬剤やらを売る気になれないのです。

ちなみに、「美容室 新メニュー」とか「美容室 新技術」などのキーワードで検索すると、色んなブログが出てきて中を開くと、もったいぶってさっぱり結論が出てこない文章の最後にセミナーの告知とか情報商品の購入の案内があったりします。

これ、ネットでよく見かけると思うんですがセンテージではこれもやりません。理容室・美容室さまのために、こうした経営ノウハウについても「惜しみなく全て」提供しています。提供してもネット通販をやっていないので売上にはなりません。つまり一見ムダなことです。でもとことんやることによって、美容室経営支援のプロであると信頼を得れば、そこから仕事の話になったりすることはあります。それでいいんです。信頼商売ですから。

以上長くなってしまいましたが、競争の激しい市場での戦い方でした。

ネット通販を大々的にやらず、ノウハウも出し惜しみしていないセンテージがどのように売上を上げているかはまたの機会にご説明するとしましょう。お楽しみに。

関連記事

  1. たった0.5%の成功店になるために必要なこと

  2. 【理美容室経営】ターゲットとセグメンテーションを決めよう

  3. 【理美容室経営】理美容業界の市場規模を見てみよう!

  4. キッズカーチェア

    キッズ用カット椅子「キッズカーチェア」

  5. 【理美容室経営】5F分析で業界のパワーバランスを分析してみよう!

  6. 【理美容室経営】お店のポジショニングを確立しよう!

  7. 意外と考える機会の少ない「理美容室の経営資源」

PAGE TOP