【理美容室経営】理美容業界の市場規模を見てみよう!

【2018年】理美容業界の市場動向

※前回の記事から2年が経過したので、理美容業界の市場動向記事をアップデートしました(2018-7-24)

理美容室業界の市場規模(平成30年度)

<市場規模>

美容業界

美容業概要

1 美容師数

平成27年3月末現在の従業美容師数は、49万6,697人で前年より前年より9,061人増加している。また、平成27年度中に新たに美容師免許を取得した者は19,005人であり、前年度より増加している。(衛生行政報告例より。免許登録者数は、(公財)理容師美容師試験研修センター調べ)

2 美容所数

平成27年3月末現在の美容所数は、23万7,525施設で前年度比1.5%の増加となっている。(衛生行政報告例より)

3 経営の動向等

  1. (1) 美容業界にとって、近年の「店舗過剰」、「低価格化」、「客数の減少」は利益の減少の要因となっているが、特に「客数の減少」については経営者の多くが経営上の問題として第1にあげている。
  2. (2) 美容業は「美容技術」、「接客サービス」、「店 舗イメージ」のどれ1つが欠けても顧客獲得が難しく、来店者のほとんどが近しい人からの「口コミ」によることを考えると、日頃の店内活動が顧客獲得の重要 なポイントと考えられる。他のサービス業に比べても高い料金を払って、長時間を店内で過ごす客にとって、店内が常に清潔感ある、明るい居心地の良い場所で なくてはならない。
  3. (3) そうした雰囲気は物からだけではなく、そこで働く従業者からも伝わるもので、何より従業者が明るく、楽しく、安心して働け、経営者との信頼関係が良好でなくてはならない。
    また、正しい美容知識と的確な顧客データの管理による適切な顧客へのアドバイスにより、顧客に店の技術と人に対する信頼関係を築いてもらえるように、経営者と従業者が一体となって取り組むことが大切である。

厚生労働省 美容所概要より引用

驚いたことに、現在もまだまだ美容室は増えているんですよね。対照的に、これから日本は人口がどんどん減っていきます。それも消費の中心世代である生産年齢人口が減少します。詳しくはこちら(http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2017/0125/shiryo_04-2-3.pdf

<ポイント>

・働ける人が減る(お金を稼げる人が減る)

・高齢者が増え、子どもが減る

・社会保障費、医療費などが増えて働ける人の負担が増える。

・働ける人が使えるお金が減る

ざっくり、こんな時代がすぐそこまで来ていると考えた方が良い訳です。

他業界との比較

全国にあるコンビニの店舗数が53,182店舗(JFAコンビニエンスストア統計調査月報より)ですから、理美容室はコンビニの約4.4倍も店舗数があるということになります。

理美容室のメイン顧客である15~64歳人口は7718万4千人(平成27年11月1日現在)ですから、77,184,000人に対して487,636店舗。理美容室1店舗あたり158人しか市場のパイが無いということになります。理美容室に行かない消費者(お母さんに切ってもらう子ども等)を含めると、この数字はもっと小さくなりますよね。

「低利用頻度」層の増加

しかも、年1〜3回しか理美容室に行かない「低利用頻度層」が拡大しているそうです。私は仕事柄、毎月利用している訳ですが、世の中はそうではありません。元々のパイが少ないのに、利用頻度まで低下している。だから毎月約8,000店舗が閉店するほど、競争が激しいんですね。とはいえ毎年約10,000店舗が新規オープンしているので、店舗数としては年間 約2,000店舗ずつ増えているのです。こうした「オーバーストア」の状態は、ここ数年変わっていません。

淘汰の時代は避けられない

理髪店やヘアサロンなどの理美容業倒産、ここ10年で最多に

帝国データバンクは2017年の理美容業の倒産が前年比17・1%増の151件と、07年以降で最多だったとする調査結果をまとめた。負債5000万円未満の小規模倒産が9割超を占める。大手との競争激化で中小の倒産が多発している現状が浮き彫りとなった。(中略)

理容業は顧客の高齢化や客単価の減少、来店サイクルの長期化が続くうえ、個人経営の後継者不足や低価格チェーンの台頭など懸念が残る。美容業は大手が割引クーポンの導入などの販売促進策を講じてきたが、顧客数の減少や来店頻度の低下に加え、低価格競争などもあり利幅の確保が課題となる。

日刊工業新聞「ニュースイッチ」2018.2.16の記事(https://newswitch.jp/p/12046)より

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